この前家の近所を散歩していると、前からやってきた自転車ボーイが堂々とペットボトルをポイ捨てをしていた。
見上げた根性である。
人間社会には“ゴミを決められた場所に捨てる“というルールがある。
これは人間がお互い心地よく生活する上で必要なルールだ。
ポイ捨てをする人間に、どこで用を足すのか問うと、10人が10人ともトイレと答えるだろう。
この違いは何なのだろうか?
“もの“を“決められた場所に捨てる“という意味ではどちらも同じはずだ。
これは価値観というか羞恥心の違いからくるものだと考えられるが、都合が良すぎる気がする。
“ポイ捨ては恥ずかしくないが、トイレ以外で用を足すのは恥ずかしい“がまかり通るなら、そんなものはルールではない。
何が言いたいかというと、トイレで用を足せる人は、ゴミ箱にゴミを入れることができて然るべきであるということだ。
つまり、ゴミ箱にゴミを入れることができない人が、トイレで用を足せるはずがないのだ。
ルールが全てな訳ではないが、人間として人間社会で生きるには、可能な限りルールは守った方がいいだろう。
トイレで用を足せる人間が増えることを願っている。