はいどーも、水まんじゅうです!
突然ですが、あなたの周りに
・私が若い頃はこれが普通だった
・昔はよかった
・今の若い奴らは恵まれてる
・・・
と過去の苦労話や経験のみ
をやたら語ってくる人はいませんか?
ぼくはこの人達を、
経験マウント族
と名付けているのですが、
この人たちに言いたい。
だからなーにー!?
とまあ、愚痴っぽくなってしまいましたが、
この話は実は明日は我が身なんですよ。
自分の経験が増えていくに従い、
自慢をしたくなるというのが
人の性なんですよね。
ここでは、
経験マウント族から身を守る方法、
自分が族に属することを避ける方法
についてお話します。
ということで、今回のお題は、
“経験マウント族に近付いてはいけない理由“
です。
今回は4章構成でお送りしたいと思います。
目次
お時間のない方は、
をご覧ください。
ではでは、本編にまいりましょう。
1. 経験についての認識と取扱い
経験することは大事だとよく言われますが、
実際、経験の何が大事なのか分かりますか?
一番大事なことは、
その経験から何を得て、
どのくらい成長できるか
です。
つまり、
その経験を経て、成長できていないと
全く意味がないのです。
経験を例えるなら、
“教科書“
の様なもので、
ただ持ってるだけじゃ何の意味もありません。
また、経験と成長は以下の式で表せます。
成長 = 経験 ✕ 吸収率
経験は教科書と表現した所以がここにあります。
どれだけ多くの教科書を持っていても、
どれだけの回数眺めていても、
内容を理解して吸収できていないと
自分の成長には一切繋がりませんよね?
同じ経験をしたとしても、
その後の人生に差が生じる理由がこれです。
そして、大きな経験である程、
この差は広くなっていきます。
では、どうやったら吸収率を高くできるのか?
それは、
結果に対して“Why”と“If”を繰り返す
です。
スポーツ、勉強、仕事、恋愛
全てにおいて言えますが、
次に活かすことが出来ないと、
経験した意味がありません。
なぜこの結果になったのか?
もし行動が違えば結果は変わっていたのか?
ということを繰り返し考え、
深くまで考察することで、
経験をより吸収し成長することができます。
つまり経験とは、
自己の成長を助けたり、
思考の裏付けとして使用したりするための、
あくまでもサブ的な役割を果すものなのです。
経験がゴールとなってはいけません。
もしマウントを取るための道具として
使っている人をみかけたら、
決して近寄らないでください。
2. 経験マウント族に近付いてはいけない理由
経験マウント族とそうでない人には
決定的な違いがあります。
経験マウント族は、
やたら経験のみを語りだし、
酷いときにはその経験を押し付けてきます。
これこそ近付いてはいけない理由になります。
でも、なんだかんだ言っても
経験ってとても重要だし、
自分の知らないことを経験してる人の話って
非常にためになるんじゃないの?
と感じている人、要注意です。
先程、経験は教科書であると例えましたが、
経験のみを語る人というのは、
教科書を自慢しているだけで
何も学んでいないのです。
その教科書から何を学べるか、
自分はどうあるべきかを考えた上で、
人に伝えるからこそ
経験に価値が生まれます。
経験の自慢を聞いているだけでは
時間の無駄になりますので、
相手を見極めた上で話を聞きましょう。
また、経験マウント族の真の恐ろしさは、
同じ経験や苦労をなんの意味もなく
味合わせようとしてくる
ところにあります。
結果として自分のためになったらいいじゃん
と思う方もいるかもしれませんが、
リターンの割にリスクが大き過ぎます。
自分のためになる確率が極端に低いです。
何よりも、
ここにおける一番の問題は、
自分が何も学んでいない経験を相手に押し付ける
ことです。
この行為自体がおかしいのです。
正気の沙汰じゃありません。
例えるならそう、
残業を強要してくる上司
です。
・自分が若い頃は終電が当たり前
・今は恵まれ過ぎている
・最近の若者は苦労を知らない
と意味の分からない適当な理由を並べて
圧をかけてくる人に心当たりはありませんか?
自分がそうしてきたからという理由だけでは、
あまりにも幼稚過ぎますよね?
悪しき風習を変える努力をすることなく、
意味のない苦行を部下に強いている訳です。
また、たちの悪いことに、
経験を盾に攻撃してくるので、
経験してないものからしたら
抵抗しづらいんですよね。
もう想像しただけで恐ろしいですよね。
ただね、仕方ないんですよ。
ここは狂った世界なんですから。
3. 絡まれたとき絶対にしてはいけないこと
このときの最善の対処法は
・近付かない
・受け流す
です。
そんなこと分かってるわ!
できてたら苦労せんわ!
みなさんのツッコミの声がよく聞こえます。
プライベートならまだしも、
会社では嫌でも絡まないといけないときって
ありますもんね。
ということで、今回は対処法ではなく
絶対にしてはいけないこと
をお伝えします。
それは、
鵜呑みにしてそのまま受け入れる
ことです。
これさえしなければもうあなたは大丈夫。
いやいや、そんな簡単に鵜呑みにしませんやん
と思ったそこのあなた、
危ないですよ。
上司 vs あなた
複数 vs あなた
のような
・自分が弱い立場
・マイノリティな立場
になると意外と不安になるものです。
最初は、
ちょっと違うんじゃないの?
と思っていたとしても、
少しずつ、
もしかしておかしいのは自分なのかな?
と感じてしまいます。
間違っていたのは自分だと勘違いしてしまい、
最終的には、
その人の言うことは全て正しい
と洗脳されちゃうんですよね。
恐いですよね。
狙ってか狙わずかは分かりませんが、
これが経験マウント族のやり口です。
逃げても隠れても反撃してもいいてすが、
鵜呑みにしてそのまま受け入れる
これだけは絶対にしないでください。
水まんじゅうとのお約束ですよ。
4.水まんじゅうなりの戦い方
鵜呑みにはしないけど、耐えるだけは嫌だ
でも経験してない以上言い返しにくいし…
とお嘆きの方、大丈夫です。
ぼくは実際に行ってきた、
やつらの魔の手をかい潜る方法を
お伝えします。
それは、
“一度受け入れる“
です。
おいおい、さっきと言ってること違うやんけ!
と思った方、落ち着いてください。
経験してないから反抗しづらいんですよね?
裏を返せば、
経験さえしてしまえば反抗しやすいんですよ。
反抗するために一度受け入れるのです。
もしかしたら、
自分のためになる経験かもしれませんし、
そうでなくても、
負の連鎖を断ち切ることができ、
後輩に嫌な経験をさせないで済みます。
ただ、一度受け入れる訳ですから、
もしかしたら洗脳される危険性があります。
そうならないためにも、
心の中では牙を磨き続けてください。
心まで従順になりさがったら終わりです。
そこまでして反抗したくないという人も、
このことだけは肝に銘じておいてください。
まとめ
今回のお話をまとめますと、
1. 経験についての認識と取扱い
・教科書のようなもの
・成長 = 経験 ✕ 吸収率
2. 経験マウント族に近付いてはいけない理由
・自分が学んでいない経験を相手に押し付けるから
3. 絡まれたときに絶対してはいけないこと
・鵜呑みにしてそのまま受け入れる
4. 水まんじゅうなりの戦い方
・一度経験してみる
・心の中では牙を磨き続ける
となります。
いかがでしたでしょうか?
経験でマウントを取ろうとしてくる人は、
経験の価値を分かっていません。
話を聞くだけ無駄です。
経験の価値や取扱い方を知り、
自分自身の成長と共に、
他者を見守ることのできる存在になれるよう、
深くまで考察し続けましょう。
ではまた。
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